目的意識とフォーカス

「脳は質問に答える」

という性質があります。
社員研修を行なう際に是非、一番最初に
やっていただきたいのは、目的意識を明確にすることです。

社員研修が始まって間もなく、そのことを
社員研修を受けている方達に伝えることがベストです。

とは言っても、目的意識を持ったほうがいいことは、
誰もが知っていることかもしれません。

ですので、どうして目的意識を持ったほうがいいのかについて
一緒に学んでいきましょう。

ここには理由があります。
冒頭にお話しましたが、「脳は質問に答えます」

例えば、昨日の夕飯は何を食べたっけ?」
と質問すれば、それを思い出そうとして脳が動き出し、
答えを見つけてイメージしてくれるはずです。

つまり、脳に質問するということで、
脳は自動的に質問にフォーカスします。

そして、答えを導き出します。

つまり、社員研修に目的意識という問を持って挑むことで、
目的に沿った答えやヒント、アイデアなども受け取ることができる
ということです。

ですので、目的意識を持って学んだほうがいいのです。

逆にいいますと、目的意識を持たないことで、
曖昧なまま学ぶことになります。

仮に、研修内容をそのまま受け取りたいのなら、
そのまま受け取ることを目的にします。

このように、目的意識は脳を活用していくことにつながり、
脳を活用することで、フォーカスが生まれ、
フォーカスすることで、脳が答えやヒントを探し出し、
いろいろと受け取ることができます。

それは答えやヒント、アイデアや直感などという形で
現れてきます。脳を有効に活用して結果を出していきましょう。