上手くいかない時に、どう考え、行動するか?

どんどん成長する新入社員と、なかなか伸びない新入社員の違い。

成長の違いは人それぞれです。
大器晩成という言葉もあります。
いつどうなるかはわからないのが人生です。

小学校を中退した松下幸之助さんが、あれだけの偉業をなしています。
大卒の期待の新入社員が、すぐに辞めていく現実や精神的に追い込まれます。
違いは何か?いくつかの中で、決定的なものがあります。
決定的なものとは、失敗に対する考え方です。

社員研修で伝えるべきは、失敗に対する考え方です。
新入社員で成長していく人は、どこかであることに気づきます。
上手くいかない結果には、うまくいくための学びの種があると。

すると、失敗や、上手くいかないことに対するものの見方が変わります。
この出来事から、学べることは何か?この考え方が後々に差をつけます。

逆に、失敗や上手くいかない結果から学ぶことが出来ない人がいます。
新入社員研修でも、それまでの人生でも教わっていないのです。
教わっていなければ、失敗から学ぶ考え方、ものの見方が分かりません。
それでは、最高の学びの場である失敗から学べません。

それは、成長するための機会損失です。

新入社員にかぎらず、成長する人と成長しない人の違いは、考え方とものの見方です。それは教えてくれる人がいたかどうかの違いです。だから新人社員研修で教えます。

NLPでは、「失敗はない、ただフィードバックがあるだけ」という言葉があります。
この言葉が成長に欠かせません。失敗から学ばなければ改善もありません。
失敗に対するものの見方が人生を変えます。

誰とでも関係を作るためのコミュニケーション

コミュニケーション能力の高さが、仕事の質の高さにつながります。

NLPには、「コミュニケーションの質が人生の質を左右する」
という言葉があります。

人生全般、様々な場面で質を高めてくれます。
そして、新入社員研修に対しても、重要な示唆をくれます。

例えば、コミュニケーション能力の高い人が、
人生の質を高めるというと、何をイメージしますか?

コミュニケーション能力の高さは、いろいろな人を引き寄せます。
応援してくれる人、サポートしてくれる人、教えてくれる人、
引っ張りあげてくれる人、横から支えてくれる人、背中を押してくれる人、
チャンスや情報を与えてくれる人、試練や課題を与えてくれる人。

それぞれが、別々の人の場合もありますし、1人2役の場合もあります。
いずれにしても、コミュニケーション能力が高いと人に恵まれすいのです。

では、コミュニケーション能力が高い人とは、どんな人でしょうか?
実は、コミュニケーションが器用か・不器用かではありません。
高度なコミュニケーション能力が求められる場では器用な方がいいです。
けれど、不器用でも問題はありません。

基本は関係性だからです。
その場、その時で、相手との関係性を築けるかどうかです。
関係性を築く能力がコミュニケーション能力の基本です。

新入社員研修で、その為に必要なことを教えます。
NLPでいうと、ラポールです。ラポールは奥が深いです。
その場、その時で適切に関係性を作るのはスキルではありません。
その人の生き方です。

スキルは重要ですが、スキルを使いこなすのは生き方です。
その人のカラーが出るのは、生き方が合わさった時です。
新入社員でも生き方が求められています。どんな姿勢でコミュニケーションをとるか。
それが、コミュニケーションと人生の質を高めます。

新入社員研修では、徹底して信頼関係を築けるように伝えましょう。

仕事を通して、どうなりたいかを描く

どうなりたいかを描く。それが人生の軸になる。

新入社員を成長させたいのなら、軸が必要です。
社員研修後の成長と成果は軸で変わります。

例えば、営業会社ならお客様の悦びと売上の両立が軸です。

この時に、売上だけが軸になっているケースでは、売上にフォーカスして、
往々にして、お客様へフォーカスしていないケースが多いです。
すると、場合によっては、お客様が離れていきます。

理由は、仕事上の思考・判断・行動が、売上のみを軸にしているからです。
お客様にフォーカスしていないと、お客様が悦びもてなしとしつらえはできません。

逆に、自社の商品サービスを通して、お客様に新しい可能性や楽しみを得た頂きたい。こう考えるなら、それが軸になります。
軸にそって思考・判断・行動を行ないますので、お客様は商品・サービスを通して、新しい可能性・愉しさを得るはずです。
ただし、売り上げに繋がるしくみにフォーカスしていないと、継続的な売上が上がりません。

では、お客様を喜ばせることで、売上も高めたいと考えたらいかがでしょうか?
それが軸になり、思考・判断・行動を変えます。

仕事を通して、どうなりたいのか?
どんな生き方をしたいのか?

新入社員に関係なく描いているかいないかで、思考・判断・行動が変わります。
もしも、新入社員時代に知ることが出来たなら、いかがでしょうか?

何を軸に日々の仕事に取り組むかで、日々の体験が変わります。
それが重要です。社員研修で伝えるのは、描くことです。

自分の人生を描くこと、会社として仕事を通して誰に、何を提供したいのかを描くこと。それを教えるのが、社員研修です。

これだけで、新入社員の成長と結果が変わります。
個人として、会社としての軸を持ちましょう。

コミュニケーションの基本を学ぶと得られるもの

どうして社員教育でコミュニケーションを学ばなければならないの?

この質問は非常に大切です。
例えば、社員研修・企業研修でコミュニケーションを取り扱う
会社は10年以上前と比べると増えました。

しかし、次のように考えることもできます。
コミュニケーションは日常的に取っていることなのに、
「どうして、社員教育でコミュニケーションを学ばなければならないの?」

この質問に答える形で、
コミュニケーションについて学ぶことで何を得ることができるのか?
会社経営という営みの中で、どう活用できるのかをお伝えします。

まずは、基本を学ぶことができるから、
社員教育でコミュニケーションを学んだ方がいい。
ということができます。

しかし、具体的にはどうして基本を学んだ方がいいの?
という質問をすることができます。

ここからが本題です。
結論ですが、社員研修でコミュニケーションを学ぶことで、

・自分や他者のコミュニケーションの取り方や状態に気づくことができ
・どうしたら?と考えることができ
・アイデアを出すことができ
・改善天を見出すことができ、
・疑問点を見出すことができるから

ということができます。
コミュニケーションで有名なNLPを学ぶことで、
コミュニケーション能力が高まり、人間関係がよくなるといわれますが、
実はそこには理由があります。

NLPのコミュニケーションの具体的な考え方・取り組み方・物の見方・スキルを
具体的に学ぶことができるからです。

その結果、人生・仕事・人間関係で結果を出せる
コミュニケーションの基本を身に付けることができます。
ただし、考える・イメージする・行動する・改善するなど実践が、
成果を出すための成立条件になります。

あなた自身とのコミュニケーションを変える

質問力を身につけるだけで、コミュニケーションが変わります。
コミュニケーションが変わることで人間関係が変わります。

また、自分自身への問いかけが変わることで、
人生の結果が変わります。

では、社員研修で伝えると効果的なこととして、
質問の話をしていきます。

実は、NLPやコーチングなどでは大切な基本として
教わるのですが、質問の質が人生の質を変えます。
具体的には、あなたが今使っている質問に、
人生をより良くするヒントがあります。

例えば、あなた自身を見ても、2つのコミュニケーションを
日常的に取っています。

1、自分とのコミュニケーション
2、他者とのコミュニケーション

そして、コミュニケーションにおいて必ず行なっていることは、
質問(「問いかけ)です。

特に、自分自身への質問は、無意識の質問を入れると、
一日に数十万回とも言われています。

ここで大切なのは、あなたの脳は質問に答えうということです。
例えば、ネガティブな質問や、あなたの力を奪う質問をすると、
ネガティブな答えやあなたの力を奪う答えが出てきます。

・どうして上手くいかないんだろう?
・自分ってだめだよね?

という問いかけをすれば、
それを肯定する答えが生まれます。
そして、それを受け入れて肯定してしまいます。

それは、あなたの力を奪います。
また、マイナスの答えを本当のこととして思い込んだとしおたら、
マイナスの思い込みがあなたに影響を与え続けます。

では、どうしたら良いのか?ということですが、
あなたの質問を変えます。そして、あなたの力になるような質問をします。

・どうしたら上手くいくか
・私のいいところは何だろうか
・既に持っているリソースは何だろうか

などです。
社員研修で伝えて、社員さん達が実践することで結果が変わります。

NLPのポジション・チェンジのやり方

相手の立場・第3者の立場にたって、客観的にものごとを見る

前回の続きで、NLPのポジション・チェンジについてご紹介
していきます。社員研修で教えることで、社員さん達のものごとを
見る視点が、広くなったら、仕事はよりスムーズになります。
その結果、仕事での成果や結果も高まります。

特に、NLPセミナーを学んだ方達は、NLPセミナーで学んだ後に、
社員研修で、ポジション・チェンジを扱った社長の話しでは、
「ポジション・チェンジって、やってみるとすごいよね」
という言葉が出ています。

ところで、どのように凄いのでしょうか?
それは、人間関係がスムーズに良好になるということです。

では、人間関係スムースに良好にするNLPのポジション・チェンジですが、
基本的には、どのようなワークになるのでしょうか?

以下の手順を踏んでいきます。

1、準備
 椅子を2つ用意して、向かい合わせに起きます。

2、設定(イメージ上で3人をイメージします)
 椅子の片方に座っているのが、あなた自身です。
 そして、あなたの向かいの椅子に座っているのは誰でしょうか?
 (あなたが関係を改善したい・修復したいと思う方を選びます)

 そして、向かい合う椅子に座る2人を客観的に見守る人です。
 その人は、第3者になります。

 NLPのポジション・チェンジでは、第3のポジションと言われています。

3、あなたの座っている椅子に、実際に座ります。
  椅子に座っているイメージ上のあなたと、現実のあなたが同化します。
  そして、どうかした後に、向かいに座っている人物に話します。

 ありのままの思いや気持ちを伝えます。

ここからが、NLPのポジション・チェンジの本番です。
しかし、長くなりましたので、次回に残りの方法を書かせて頂きます。

今回の話から、あなた・向かいの椅子に座る人・椅子に座る2人を客観的に
見ている人の3つのポジションを受け取っていただければと思います。
 

その3つの視点が、あなたの視野を広げてくれます。
そして、高い視点をもたらしてくれます。

相手の立場に立ってイメージする

共感能力を高めることで、仕事の質が高まる

もちろん、社員研修で共感する能力を養ったとしても、
共感しすぎるとバランスを崩して大変です。
ですので、バランスの良い共感をしていきます。

この時にまず大切なのは、相手の立場に立つということです。
どういうことかと言いますと、自分の立場から考えがちなところを
相手の立場に立って、見て、聞いて、感じるということです。

とても大切です。

NLP心理学のセミナーでは、この人間関係における相手の立場に
立つ方法をポジション・チェンジと言います。

NLPのポジション・チェンジに慣れてきますと、
次の2つのメリットがあります。

1、相手の立場に立つ習慣ができます
2、瞬間的に相手の立場に立つことができるようになります
3、物事をみる視点が多角的になります(最低でも3つ)

これがNLPのポジション・チェンジを学ぶメリットになります。

追加しますと、3番の物事をみる視点が多角的になる
ということに関してですが、実は、第3社の立場に立つ
習慣がでてきますと、いろいろな人の立場に立って、
物事をみることができるようになります。

そして、相手の立場に立って、想像して、見て、聞いて、
感じていくことが、相手を理解して、相手を理解しようという
気持ちにもつながっていきます。

心と身体はつながっているからです。

では、NLPのポジション・チェンジのやり方ですが、
どのように行うのでしょうか?

長くなりましたので、次回に詳しくお話していきます。

出来事には意味がある

社員研修で何を伝えるのかは、頭を使うところです。

では、具体的な話に入りましょう。

「出来事には意味がある」という話があります。

この言葉がとても深いのですが、理解することで、
効果的に活用することも出来ますし、深い気づきを与えてくれる
知恵にも返信します。

このような考え方があります。

仮に、ものごとが上手く進まなかった時があるとします。
その時に、どのような思考や感情になるかということですが、
いかがでしょうか?

時に落ち込みますし、つらい気持ちになることも多々あるかもしれません。
それは自然なことですし、悪いことで絵はありません。
もちろん、すっと落ち込んでいたりするのは好ましいことでないですが。

そして、こう考えているからではないでしょうか?

こういう結果が出たということは、私には価値がない。

つまり否定してしまっています。

しかし、それは本当のことでしょうか?

では、もし仮に次のような考え方をしたとしたらいかがでしょうか?

・上手くいかないことは未来からのメッセージ
・出来事には意味がある

2つとも人の言葉ですが、とても深い知恵であり、心のこもった言葉です。

この言葉は、意識的に使うことで、知恵になります。
新しい角度からものごとを見ることが出来ますし、
できごとから学びを得ることができます。

そして、社員研修で未来からのメッセージだと教えたとします。
すると社員さん達は、どう考えるでしょうか?

「この出来事にはどんなメッセージが含まれているのだろうか?」
「何を変えろというメッセージなのだろうか?」
「何に気づけというメッセージなのだろうか?」
「どんな課題に気づき、向き合えということだろうか?」

と考えることも出来ます。
是非、感じることがありましたら、社員研修でご活用下さい。

社員研修で学ぶ目標設定と代償

目標設定と代償について学んで行きましょう。

目標設定自体は、社員研修で学ぶことが多いかと思います。
ですので、目標設定の方法の1つは皆さんご存知かと思います。

今回は、その際に意識すると便利な代償についてお話していきます。
ところで、代償というと何をイメージしますか?

社員研修で代償を伝えることができると。目標設定の質や行動
の質が高まります。ただし、代償を伝える時に、多くの場合は、
間違った伝わり方をしているケースがあります。

「何かを得るには何かを差し出さねばならない」
ということは間違いではないのですが、ネガティブに
捉えてしまうケースが多くあります。

犠牲が必要、我慢が必要。

何かを代わりに差し出すことも、時に犠牲が発生することも、
我慢が必要なこともたしかにあります。ただし、それは結果であり、
必ず必要なものではありません。

このような伝え割り方を社員研修でしたしまうことで、
何が起きると思いますか?ここで起きることはシンプルです。

代償として差し出すものの質が、その人自身を痛めつけるものや、
悲壮感を生み出すものであることが増えます。

仮に犠牲や我慢が必要としても、それはあくまで一部分の話です。
大枠で物事を捉えて、行動していく中で起きている出来事に過ぎまえん。

つまり、社員研修で代償を伝えるならば、
次のことを明確に伝えていく必要があります。

代償とはエネルギーを出しだすことです。
何かを手にするためには、それに相応しいエネルギーを差し出します。

それは、行動や時間や、努力や、習慣をかえることなど
様々な形を取ることができます。新しいことを行なう時に勇気や
忍耐、待つことや手放すことも必要になりますが、あくまで、
エネルギーの好感のようなものになります。

もしも、役立つ部分がありましたらお使い下さい。

目的意識とフォーカス

「脳は質問に答える」

という性質があります。
社員研修を行なう際に是非、一番最初に
やっていただきたいのは、目的意識を明確にすることです。

社員研修が始まって間もなく、そのことを
社員研修を受けている方達に伝えることがベストです。

とは言っても、目的意識を持ったほうがいいことは、
誰もが知っていることかもしれません。

ですので、どうして目的意識を持ったほうがいいのかについて
一緒に学んでいきましょう。

ここには理由があります。
冒頭にお話しましたが、「脳は質問に答えます」

例えば、昨日の夕飯は何を食べたっけ?」
と質問すれば、それを思い出そうとして脳が動き出し、
答えを見つけてイメージしてくれるはずです。

つまり、脳に質問するということで、
脳は自動的に質問にフォーカスします。

そして、答えを導き出します。

つまり、社員研修に目的意識という問を持って挑むことで、
目的に沿った答えやヒント、アイデアなども受け取ることができる
ということです。

ですので、目的意識を持って学んだほうがいいのです。

逆にいいますと、目的意識を持たないことで、
曖昧なまま学ぶことになります。

仮に、研修内容をそのまま受け取りたいのなら、
そのまま受け取ることを目的にします。

このように、目的意識は脳を活用していくことにつながり、
脳を活用することで、フォーカスが生まれ、
フォーカスすることで、脳が答えやヒントを探し出し、
いろいろと受け取ることができます。

それは答えやヒント、アイデアや直感などという形で
現れてきます。脳を有効に活用して結果を出していきましょう。