催眠言語を学んでみよう

社員研修でスタッフをモチベートしてみましょう。

今回は、社員研修でスタッフに動機付けをして、
社員研修後に、成果を出して行きやすいようにしていきましょう。

では、その為のNLPテクニックをご紹介していきます。
実際にNLPを大阪で教えながら、企業研修も行っている
先生の話ですが、最初は、誰だこの人は?と冷ややか
な研修の空気も、だんだんと熱を帯びてきます。

その時には、様々なテクニックやポイントが存在しています。
同時に、締めくくりが非常に大切だとお話していました。

それは、なぜでしょうか?

それは、社員研修という非日常の空間から出ると、
もとに戻ってしまうからです。ですから、動機付けが社員研修の
締めくくりで入ることで、より効果が高まるのです。

多くの社員研修の講師やトレーナーさんもそうしているかと思います。

では、NLPを大阪で教えているトレーナーさんの場合は、
どのように動機付けをしているのでしょうか?

それはNLPのミルトン・モデルの因果関係という
テクニックを使っています。そして、社員研修をうけた
社員研修さんたちの自己重要感を高めていきます。

では、ミルトン・モデルの因果関係の
簡単なポイントをお話していきます。

「◯◯が起きると、◯◯が起こる」です。

例えば、コミュニケーションのテクニックを学んだとしたら、
「信頼関係を築くコミュニケーションを取ることで、
お客様の反応と結果が変わる」いかがでしょうか?

信頼関係を築くコミュニケーションを学び、
それを使うことを前提ですが、使った結果、営業成績が高まる。
そんなことをメッセージとして伝えることもできるのです。

自己重要感を満たす

社員研修で使えるワークとしての、
スポンサーシップ・エクササイズを前回ご紹介しました。

実はあのスポンサーシップ・エクササイズという
NLPでも活用されているワークには、2つのポイントが有ります。

何だと思いますか?
ここにマネジメントや人間関係能力を高めるコツが有ります。
一つは、既に前回お話しましたので、ご存知だと思います。
それは、自己重要感を満たすということです。

社員研修で行うことで、仲間同士やその場の空気も
いい感じに出来上がりますので、社員研修では是非、
使っていただきたい内容です。

だからこそ、NLPプラクティショナーという
NLPのセミナーでは使われることも多いのです。
研修や他の業界のセミナーでも使われていることがあります。

ところで、社員研修の目的は何でしょうか?
・社員の意識の向上
・モチベーションのアップ
・社員の能力の向上

この部分は大切です。皆さんが当たり前に求めています。
そのときに、スポンサーシップ・エクササイズの
もうひとつのポイントは重要です。

それは、社員研修していくなら覚えることで、効果が高める内容です。

それをNLPではミルトン・モデルと言っています。
このミルトン・モデルとは催眠言語と言われていますが、
意識では否定されてしまうような言葉を、
無意識レベルには伝えてしまうテクニックです。

スポンサーシップ・エクササイズには、
NLPで学ぶミルトン・モデルが使われているのです。

このミルトン・モデルの使い方を覚えることで、
自己重要感を高めてあげることができます。

社員研修として、ひとりを相手にしても、
複数を相手にしても活用できるテクニックです。

次回から、社員研修で使えるミルトン・モデルと
自己重要感についてお話ししていきます。

スタッフの自己重要感と仲間の輪

働いていると、やれているようでやれていないことも多いのでは?

今回は、スタッフ同士の
心と心の繋がりについてお話ししていきましょう。

NLPのコミュニケーションテクニックを学んでいく中で、
自己重要感という言葉が出てきます。

NLPの自己重要感は、スタッフ自身の意欲を高めたり、
社員同士の仲間の輪をつくったり、育んだり、あるいは、
社員研修を成功させるためにも、欠かせない要素です。

自己重要感に関しては、別の機会にご紹介していきますが、
今回お話しする、NLPのワークの一つ、

「スポンサーシップエクササイズ」
をやっていただくと、大切な事に気づくはずです。

基本的には、多くの方が感じる感覚が、
自己重要感が満たされいる状態です。

では、スポンサーシップエクササイズのやり方をご紹介します。

◯まずは、4人組くらいがベストです。
 (研修の人数によっては、5人でもまったく問題ありません)

◯椅子に座って、リラックスします。

◯一人に対して、残りの3人が順番に一言ずつ、
 メッセージを投げかけます。

メッセージとは、以下のような文を作ります。
◯◯の中に、自分のメッセージを作って入れましょう。

「私は、◯◯さんの◯◯が見えます。そして、私はそれが大好きです」
「そして、◯◯さんの◯◯を通して、◯◯さんの◯◯が~」
「そして、私はそれが大好きです」

何となく分かりますか?

ひとつの例を出しますね。
「私は、太田さんの口角の上がった表情が見えます。私はそれが大好きです」
                    
「私は太田さんの口角の上がった表情を通して、あなたの優しさを感じます」
                   
「そして、私はそれが大好きです」

こんな感じで社員研修で使うこともできるのです。
このNLPのワークを第一回目に使うのは、
いつになりますか?

NLPを社員研修に!

人材育成、社員研修の目的が社員のスキルアップ、マインドアップ、モチベーションアップにあることはご理解いただけると思います。そこで必要になるのがコミュニケーション能力です。

つまり、社員研修でもNLPが利活用できるってことなんです。

ビジネスでのコミュニケーションは、知識、技術、合意(コンセンサス)形成能力、論理的コミュニケーション能力(自分の考えを論理的に相手に表現する能力)、会話のキャッチボールを上手く行えることです。

こうしたコミュニケーション能力を飛躍的に向上させるのが、NLPです。このNLPは心理学から派生し、広く一般的なコミュニケーションについて理論と技術を体系化したものです。

NLPを学ぶことによって、ビジネスの現場においては、相手の心理を読み自分に有利な位置を占めることができ、スムーズなコミュニケーションを図ることが可能になります。NLPは対外的には交渉術、渉外能力の基礎となり、社内的には、上司、同僚とのコミュニケーションを円滑にし、組織力アップの源ともなります。

このようにNLPを社員研修に取り入れることによって、社員一人ひとりのスキルアップはモチロンのこと組織としても闘える集団に変えてくれる可能性を持っているといえるのではないでしょうか。NLPを社員研修のみならず、ビジネスにおけるコミュニケーション全般に利活用することによって大きな可能性を持つことが出来ると信じます。

社員研修とNLP

社員研修とNLP(神経言語プログラミング)について見ていくことにしましょう。

社員研修の目標は会社の利益アップ・業績アップにあります。社員の能力開発・スキルアップを図る社員研修はこうした企業の目標を達成するための手段に過ぎません。

その社員研修にNLPを組み込むことで社員研修の効果・効率を飛躍的に向上させることが期待されています。

[NLPに期待される効果]
◆他者に対する影響力を飛躍的に高める方法
◆短期間に信頼関係を築く方法
◆こころのしくみ(メカニズム)の理解
◆成功者に共通する『気づき』の能力を高める方法
◆自己コントロール法
◆信念の書き換え(自分を変える方法)
◆ビジョンの構築
◆自分や他者の問題解決
◆成功者の思考パターンや行動パターンを身につける方法 など

NLPを社員研修に組み込むことによって社員のコミュニケーション能力を高め、社員個々人のビジネススキルをアップさせることが企業の目標達成への近道と考えられるのです。

NLPはスキルアップと同時にマインドアップも図れるため今話題の”モチベーション”管理にも繋がります。個人のモチベーションを組織、企業の推進力に変える力がNLPにはあると期待されているのです。

とかくNLPは個人の能力アップ、モチベーションアップと考えられるため、企業の社員研修とは無縁のものと思われるかもしれません。しかし、NLPを社員研修に効果的に組み込む事によって更なる企業発展へのステップとなるのではないでしょうか。

入社3年目研修の目的とは?

新入社員研修、幹部社員研修とその研修の目的をご紹介してきましたが、今回は入社3年目研修の目的について見ていくことにしましょう。

入社後、社員研修を終えて現場に配属され3年も仕事を経験すると職場や業務に慣れてくるのが普通です。こうした時期に仕事に関する疑問、悩みを抱えたり、モチベーションの低下、職場の人間関係の悩みを抱える社員が少なくありません。

こうした入社間もない社員を対象に行われる社員研修を「新入社員フォローアップ研修」とか「入社3年目社員研修」などといいます。

目的は社員の能力アップよりも、マインドアップ、モチベーションアップです。

この時期の社員は少しずつ社会人としての差が出てきてしまうものです。そこで研修内容としては、基本行動のチェック、求められる役割・能力についての認識アップ、一歩進んだ仕事のやり方、職場内コミュニケーションを円滑にするためのスキルを身につけることなどが研修の主な内容となります。

他にもビジネスマナー研修、クレーム対応研修など業務に必要な知識の拡充もポイントです。

とかく入社3年目研修といったものは、コストの問題、業務遂行上の問題から敬遠される傾向にありますが、この時期の社員研修を行わないリスクを今一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。

モチベーション低下、職場での悩みを抱えた社員は悪くすると離職にもつながります。現場の最前線で働く社員のモチベーションアップは会社そのものの活力にも結びつきます。社員のためにも、会社のためにも必要なのが入社3年目研修なのではないでしょうか。

幹部社員研修の目的とは?

社員研修でも最もよく行われているのは前回ご紹介した新入社員研修ですが、これから大きくなっていこうとする企業に必要な社員研修は今回ご紹介する幹部社員研修だと思います。

[幹部社員研修とは?]
経営者と部下を結ぶ要となるのが、幹部社員です。幹部社員研修では、職場のリーダーを育成し、活力ある組織づくりに欠かせない幹部社員の『マネジメント力』、『人間力』の向上を目指す研修です。

[幹部社員研修の中身]
幹部社員研修の特徴は、すでに仕事の進め方、自己マネジメント力のある職場のリーダーにチームを率いるリーダーシップ、経営者のビジョンを理解し、現場とのつなぎ役となるメネジメント力を学ぶための場を作ることです。こうした幹部社員研修の中身は・・・

◆トップを補佐する役割
◆経営組織と管理者の役割
◆ビジネス・コミュニケーション(報告・連絡・相談・指示)
◆管理者としての自己表現
◆リーダーシップのとり方

といった次代を担う経営幹部育成といった目的を持つ研修です。企業がゴーイングコンサーンであるためには、次のリーダーを育てる仕組みづくりが欠かせません。幹部社員研修では、幹部社員たちに次期リーダーとしての自覚を持たせること、リーダーとなるべく知識と知恵を学ばせること、会社のビジョン、経営者の考え方を浸透させることを目的として研修が行われます。

幹部社員は現場のリーダーとして仕事に追われているため、研修をしずらいという事情がありますが、幹部社員研修こそ企業の成長には欠かせない研修なのではないでしょうか。

新入社員研修の目的とは?

企業が実施する社員研修の代表的な研修はやはり”新入社員研修”です。社員研修といえば新入社員研修だと言う人は多いのではないでしょうか。今回は新入社員研修の目的やその内容について考えてみましょう。

社員研修については、入社から現場に派遣されるまでに、2,3日~3ヶ月、6ヶ月といった期間に渡って集中的に行われる研修と、現場に出て業務を行いながら業務を行ないながら実施するOJT(On the Job Trainingの略)があります。

全くの未経験者、新卒社員の場合、業務以外の社会人としてのマナーや常識なども含めた新入社員研修を行うのが一般的です。

[新入社員研修の目的]
人材マネジメントの観点からは、新入社員研修は企業にとっては2つの大きな目的があります。1つは、入社した新入社員をいかに早く戦力化するか。もう1つは、入社した新入社員をいかに会社に定着化させるか。新入社員研修には大きくこういった目的があります。

従来の新入社員研修では、新入社員の早期戦力化が主な目的でしたが、新卒社員の離職率が高くなっている現代では新入社員を会社に定着させること、企業ロイヤルティ向上の重要性も増してきています。

また、具体的な新入社員研修の内容は各企業ごとに微妙に差異はありますが、新入社員研修も企業の業務の一部なので、業務の目的、費用対効果、成果といったものを意識しなければならなくなっています。これからの社員研修には費用対効果という側面も無視できない世の中だということですね。

社員研修~成果を生む社員

社員研修を行う目的はなんなのか?
この問に対する明確な答えを持たずに社員研修を行うのは、大きな無駄です。通り一辺倒な常識を教えるために社員研修を行っているのなら、今すぐやめた方がマシでしょう。時間とお金の無駄です。

企業が時間とお金を費やして社員研修を行うのは、『成果を生む社員』を創りだすためです。少し冷たい言い方になりますが、費用対効果の高い社員を育成するために社員研修を行っているのです。

[受け身型社員]
成果を生む社員と対極に位置するのが、受け身型社員です。上司の指示命令がないと動かない(動けない)、云われたことしかしない(出来ない)、自分で責任を取ろうとしない(リスクを嫌う)社員です。

組織の中にいれば安泰だと思っている受け身型社員が増えれば、組織の力はどんどん落ちていきます。また悪いことに、受け身型社員はガン細胞のごとくどんどん増殖していく性質も持ちます。そうなれば、組織は機能不全となってしまいます。

[成果を生む社員]
自発的に行動を起こし、1を聞いて10を知り、自分の行動・作業を合理的に改善していき、積極的に責任を取ろうとし、ビジネス心理学を学び、自己改革・自己改善を行っていく社員です。なんだかこのように書くとスーパービジネスマンのように思えるかもしれませんが、要は気の持ちようです。

最初から100%できなくてもいいのです。前向きで、今日より明日、明日より明後日と常に成長していくサイクルを持つ社員であれば、組織に成果をもたらすことでしょう。

社員研修~社会人基本マナー

新卒社員を毎年取るような一部の企業では、社会人一年生となる新入社員に社会人としての基本マナーを教える『新入社員研修』が毎年時間と費用をかけて実施されます。大学で高等教育を受けた人材は社会マナーも当然持っているものだと勘違いされますが、大学では電話のとり方、名刺交換の方法、訪問先での振る舞い、社会人としての身だしなみなどは教えていません。

社会人を何年もやっていると常識と思えることも、新卒社員には未知のことばかりなのです。

しかし、一部上場企業など毎年新卒社員を取る企業とは違って、数年に一度しか新卒社員を採用しない企業、中途社員採用が主な中小企業では、社会人としての基本マナーを教える新入社員研修は行われません。入社式を行うような企業はほんの一部の企業に限られるということを再認識しなければなりません。

そこで問題になってくるのが、たまに入ってきた新卒社員の教育をどのように行うかという問題です。中小企業では新入社員といえども貴重な働き手ですから、すぐにでも働いてもらいたいのは山々ですが、そのままでは半人前なのは自明のことです。また、企業は人材を育成することによってより大きな成果を期待することも出来ます。半人前だからと言ってそれに見合った仕事を与えてしまうと、その人材の成長も成果も期待できません。新入社員研修は人材育成の面からも重要なものなのです。

その新入社員研修に加えてもらいたいのが、NLP資格を持つNLPトレーナー主催のNLPセミナーです。人材育成という観点からもNLPを研修に取り入れることには大きな魅力があるのではないでしょうか。